2015.05.28 Thursday

技術の結集。自由の結晶。

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    先日の羊毛屋さんでおねえさんの見せてくれた紡ぎのテクニック、藍染めの工房で見せてもらった染めの技術、去年北海道で教えてもらった毛糸制作の過程、毎月編み物の先生に習う編み物の技術。毎年、毎月のように新しいことを学んでいる。すべてをできるわけではないけれど、できる人を知っていて、自分もちょっぴりそれができるってぜいたくなことだなとさっき思った。
    このジャンルじゃないけれど他にも知っていることがいっぱいあって、勝手につなげて、自由に作るってもっとぜいたくだ。こんな自由、他にあるだろうか。やるぞやるぞ、今年もすごいの作るぞ。

    2015.05.27 Wednesday

    どどーんと降ってきた。

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      なかなか新しい作品の考えがまとまらない。これといった決定打がないのだ。焦らずとりあえず今週はじっくり考えることにする。始めてしまったらもう戻れないのだ。今のうちに進路とか速度とか地図とか食料とか大丈夫なように準備しておきたいじゃないか。
      ぐるぐると糸巻きをしている時にどどーんと降ってきた。ああ、これだ、という思いだった。つまり最初からそれはそこにあり、ただもやがかかって見えてないだけだったのかもしれない。さてこれをどう具現化するか。そうかそうか、よしよし、待っておれという気持ち。

      2015.05.26 Tuesday

      クロスワード継続中。

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        内田が結婚した!で一日が始まる。そうか。
        電車の中で必死でクロスワード考える。向かいの席の女子高生も勉強してた。
        交流戦始まる。
        2015.05.25 Monday

        地震と文学的ヒント。

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          静かな月曜日。勉強したり、本を読んだり(この本だれもまだ読んでなかったみたい。しおりが二つ折りのままはさまっていた。誰も知らない感動が閉じ込められている)、編み物をしたり。午後地震が。地球の中が暖かくなったり動いたりしているようだ。今日もクロスワードパズルを作った。問題の単語を考えるのも楽しいけれど、ヒントの説明文にこそ楽しさがあるのではないかと気づき始める。明日は文学的に攻めたい。

          2015.05.24 Sunday

          内田洋子「ジーノの家」を読みました。

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            内田洋子著
            「ジーノの家」
            文藝春秋

            最初は文章の薄暗さにちょっと退屈していた。
            書こうとしていることはコミカルだったり、楽しく、幸せだったりするのに、
            なぜか霧とかスモッグを通してみているようにわざと書いている感じがしたのだ。
            それが舞台が北イタリアだからなのか、
            作者がミラノを拠点にしていたからなのか。

            しかし、ジーノの家あたりから舟の進む方向は大きく舵を切る。
            作者がミラノから出て行くのだ。
            違う街に住むようになる。
            それがひどく田舎だったり、ひどく不便な場所だったり。
            海だったり、山だったり。
            それは物語を生むし、良さも窮屈さも感じる。

            その辺りで私は気がついた。
            私がいつも話す南イタリアの島の話に日本の人たちはピンときていない。
            つまりそれは私しか知らないからだ。
            この作者が本を書いてまで伝えたいことは
            だれもがなかなか体験できないことを感じたから、
            そこでしか味わえないことを知ったから、
            文章を書いて伝えてみたかった。
            つまりそう簡単なことではないということだ。

            イタリアに行ったからどこでも起きることでもないし、
            田舎でも誰とも話さなければなにも起きないだろう。
            この人だからこそ、
            ここだったからこそ、
            私だったからこそ、
            あの島だったからこそ。
            そう思うと、私が人に必死に伝えようとしていることは
            まだもうちょっと知恵が足りないかも、と気づいた。


            2015.05.23 Saturday

            今日買った漫画

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              今日は久しぶりに銀座へ。三省堂で漫画を買った。

              「海街diary2、3」(吉田秋生)
               来週サイン会とかあるらしい。
               映画の公開も近いので漫画も平積み山積み。
               映画ではスポーツ屋の店長はレキシ!

              「ランド1」(山下和美)
               だんなさんの選択。
               表紙がちょっと怖い。
               海街diaryよりおもしろいかも。

              最近、ガンダムとかビリー・バットとかもったいぶらずに読んでいる。
              どんどん読まないといろんなこと追いつかないと気がついた。
              やりたいことをやればやるほど、やりたいことでてくることにも気がついた。


              2015.05.22 Friday

              今日借りた本

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                よく通販で軽い気持ちでポチってしまうという感覚がわかってきた。そういう感覚で図書館の本を予約している。お金はかからないけれど返却期限があるから押した数だけ読まねばならぬし、おもしろい本を読めばまた予約の欲望も高まる。

                「海を照らす光」M.L.ステッドマン
                 とある灯台守のところに赤ちゃんが流れ着くという物語のようだ。
                 悲劇なのか、しあわせな物語なのか。

                 これは現実の話なのだけれど、
                 とある人のところに迷子の動物がやってきた。
                 その人はその動物をとてもかわいがる。
                 前の飼い主が現れないことを祈る。
                 そう思うとやはり悲しい話なのだろうか。



                2015.05.21 Thursday

                「思い出のマーニー」を読みました。

                0
                  「思い出のマーニー」(上・下)
                  ジョーン・ロビンソン
                  岩波少年文庫

                  上巻を読み終わったとき、この物語は主人公・アンが誰にも心を開かないまま、孤独な人生を続けていくのかもしれない、と思った。それ以上書くことがないような気がしたのだ。
                  しかし、下巻はまったく別の物語だった。アンがマーニーと風車で会ったあと大風邪を引いて寝込んでしまう。二人の関係も、アンの人生もリセットされる。その後新しい登場人物が現れる。アンの新しい人生が始まる。そして、見えないマーニーと再会する。
                  上巻あってこその下巻だし、下巻あってこその上巻だった。

                  子供の時、私は学校から結構遠いところに住んでいた。歩いて帰るのに30分かかった。その時間が退屈で退屈でたまらなかった。あるとき友達に歩いて帰る時間どうしているか聞いた。彼女は「空想している」と答えた。私はびっくりした。それで30分も過ごせるのか。なにを空想するのか。結構しつこくその内容を聞いた気がする。

                  アンにとって空想は孤独を救ってくれた。一人でいても心のなかに誰かがいればさみしくなかった。しかしやはりほんとうに必要なのは、その人のことを思ってくれる人、大切に思ってくれる人、認めてくれる人なんだと気付かさせてくれた。映画にしたくなる気持ちもわかる。
                  この本にもっと早く出会っていたかった。


                  2015.05.20 Wednesday

                  クロスワードパズル3日目。

                  0
                    今週から始めたイタリア語のクロスワードパズル、今日は帰りの電車の中でできあがった。先生に、クロスワード作ってきましたといったら、いいよといってくれた。一日一日パズルに入っている単語の数が増えていく。楽しい。
                    学校まで歩く道のりの中で、編み物の新しいアイディアも出てきた。
                    今のこの、ひらめき全開状態をたっぷり楽しみたい。

                    2015.05.19 Tuesday

                    「萩を揺らす雨」を読みました。

                    0
                      吉永南央著
                      「萩を揺らす雨」
                      文春文庫

                      読み始めて気がついた。
                      ミステリは控えるのではなかったか。
                      しかし読み始めたら最後まで読むことにした。
                      なんでもいきなり断ってしまうのは、苦痛というかストレスを感じることもある。
                      徐々にその比率を減らしてみようという考えになった。

                      物語の舞台がどこであるかははっきり書いてないけれど新潟とか多分その辺り。
                      こういう設定珍しい。
                      季節や風土を感じる物語っていいものだ。

                      多分書いている人がそんな高齢ではないのに、高齢の人のことを書こうとしているところに無理が生じている気がする。しかし改めて考えると歳相応の物語って年令を重ねるほどに書けないものかもしれない。
                      前半はおもしろかった。


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