2012.06.30 Saturday
文法事件
それは今週の授業で起きた。受動態の文法の練習問題のプリントを先生が配る。たくさん問題がある中で11番をやってねと先生はいった。イタリア語でいう一般的な受け身の問題。例えばイタリアではピッツァをよく食べます的なときに使う。よし、と問題を解こうとしたら、一人の生徒がイタリア語で「なんでこんなのやるんだ」と先生にいった。「こんなの下のクラスでやっているからもう必要ないだろ」と反対し始めた。ああ、全然問題に集中できない。先生は答えている。その人はまだ抵抗している。
文法をやるのは今回が初めてではない。毎期ごとに過去だったり未来だったりの文法を確認するために先生が取り上げてくれている。もちろん私には必要だ。忘れていることもあるし、ガチガチの文法しか習っていないから自然な会話の中で使う時のパターンを知ることもできる。
教室内は問題を解きつつも空気が凍りついていく。なんでだろう。機嫌が悪いのかな。しかしあの人が怒るのは今回がはじめてではない。他の生徒と言い合いをしたこともある。とりあえず授業は最後まで行って普通に終わった。
授業の後先生に話そうとした。でも何からどういっていいのか分からなくもじもじしていたら先生が「どうしたの?」と私を見つめている。実は最近授業についていけなくてどうしようかと悩んでいたからやめるか何かお願いしようかと思っていた。先生も授業の中で再三「難しくないですか?」と確認してきていたし。すっかり落ちこぼれでどうしたものかと思っていた。
もじもじしつつもちょっと難しいこと、発言しにくいことを話した。もちろん日本語。先生も日本語で話してくれた。私は先生がもっと突っ込んで聞くと思っていたら、先生は自分のことを話し始めた。私の他に二人の生徒がその場にいて一緒に聞いてくれていてちょっと空気が揺れた。先生もこのクラスの授業が苦しいこと、もうやめようと思っていることを告白し始めた。
つまり問題は大きくて、私が授業についていけない云々ではなく、このクラス全体の問題だったということに聞いていた生徒3人は次第に気づいていく。先生は前々から問題を感じ、抱えていて、苦悩しつつも、生徒に改善を促しつつ(もっと発言してほしいとか、どういうテーマがいいかとか、難しくないかとか)努力していたのだけれど、促すほどに生徒は反応しなくなってきた今日であるということだったのだ。
そして引き金が文法事件であって、先生は控えめだったけれどかなり怒っていた。先生が授業のときに怒りをあらわにしなかったのは、これが自分の仕事であること、生徒を顧客と思っているからだった。先生の話を聞きつつ、お客さんというとらえかたに切なさを感じた。そうだったのか、と。
先生に反対した人の態度にもそもそも論があるけれど、他の生徒の盛り上げがまったくなく萎縮し切った授業だった。私だけがではなかったのだ。しかし今季の授業はあと2回。そして生徒3人で誓い合った。来週の授業は自由に発言して、質問して、意見も言おうと。もう帰ってしまった他の人にも自分たちがこうしたいということを話そう。今の雰囲気を打開しよう。一回ずつの授業を楽しめるようにしよう。そこで先生が辞めたいというのを思いとどまってくれるかどうかは分からないし、それは秋の授業からの私たちの努力にかかっているともいえるのだけれど、まずは来週である。
本音をいうとあの反対した人にいなくなってほしいのだけれど、そればかりはどうしようもない。それは自分たちの努力の後の結果ということになるだろう。
よくイタリア語を習っているというと、友達から明るく楽しい授業でしょうといわれることがある。そういうときもあったけれど今はとてもそうとはいえない。まるでお葬式のような90分である。もっと早くそのことに気がつくべきだった。
来週木曜日が来るのが怖いけれどこれは挑戦である。大げさだけれど存続問題もかかっている。挑戦である。
文法をやるのは今回が初めてではない。毎期ごとに過去だったり未来だったりの文法を確認するために先生が取り上げてくれている。もちろん私には必要だ。忘れていることもあるし、ガチガチの文法しか習っていないから自然な会話の中で使う時のパターンを知ることもできる。
教室内は問題を解きつつも空気が凍りついていく。なんでだろう。機嫌が悪いのかな。しかしあの人が怒るのは今回がはじめてではない。他の生徒と言い合いをしたこともある。とりあえず授業は最後まで行って普通に終わった。
授業の後先生に話そうとした。でも何からどういっていいのか分からなくもじもじしていたら先生が「どうしたの?」と私を見つめている。実は最近授業についていけなくてどうしようかと悩んでいたからやめるか何かお願いしようかと思っていた。先生も授業の中で再三「難しくないですか?」と確認してきていたし。すっかり落ちこぼれでどうしたものかと思っていた。
もじもじしつつもちょっと難しいこと、発言しにくいことを話した。もちろん日本語。先生も日本語で話してくれた。私は先生がもっと突っ込んで聞くと思っていたら、先生は自分のことを話し始めた。私の他に二人の生徒がその場にいて一緒に聞いてくれていてちょっと空気が揺れた。先生もこのクラスの授業が苦しいこと、もうやめようと思っていることを告白し始めた。
つまり問題は大きくて、私が授業についていけない云々ではなく、このクラス全体の問題だったということに聞いていた生徒3人は次第に気づいていく。先生は前々から問題を感じ、抱えていて、苦悩しつつも、生徒に改善を促しつつ(もっと発言してほしいとか、どういうテーマがいいかとか、難しくないかとか)努力していたのだけれど、促すほどに生徒は反応しなくなってきた今日であるということだったのだ。
そして引き金が文法事件であって、先生は控えめだったけれどかなり怒っていた。先生が授業のときに怒りをあらわにしなかったのは、これが自分の仕事であること、生徒を顧客と思っているからだった。先生の話を聞きつつ、お客さんというとらえかたに切なさを感じた。そうだったのか、と。
先生に反対した人の態度にもそもそも論があるけれど、他の生徒の盛り上げがまったくなく萎縮し切った授業だった。私だけがではなかったのだ。しかし今季の授業はあと2回。そして生徒3人で誓い合った。来週の授業は自由に発言して、質問して、意見も言おうと。もう帰ってしまった他の人にも自分たちがこうしたいということを話そう。今の雰囲気を打開しよう。一回ずつの授業を楽しめるようにしよう。そこで先生が辞めたいというのを思いとどまってくれるかどうかは分からないし、それは秋の授業からの私たちの努力にかかっているともいえるのだけれど、まずは来週である。
本音をいうとあの反対した人にいなくなってほしいのだけれど、そればかりはどうしようもない。それは自分たちの努力の後の結果ということになるだろう。
よくイタリア語を習っているというと、友達から明るく楽しい授業でしょうといわれることがある。そういうときもあったけれど今はとてもそうとはいえない。まるでお葬式のような90分である。もっと早くそのことに気がつくべきだった。
来週木曜日が来るのが怖いけれどこれは挑戦である。大げさだけれど存続問題もかかっている。挑戦である。
2012.06.29 Friday
とってもとってもきれい、プール6
今日は1000M。
アップ200
ウォーキング
平+クロール400
休憩
ウォーキング
平+クロール200
いろいろ200
昨日までプールは休みで水の入れ替えとお掃除だった。だから今日は水がとってもとってもきれいで、泳ぎながらプールの隅々を見渡してみたり、プールの底を指でこすってみたり、とっても楽しかった。
きれいな水に住んでいる動物や魚は幸せだなあ。海は浄化装置がついていなくてもきれいなところがあるからすごいな。水がきれいだといろんなことを考えて楽しい。
アップ200
ウォーキング
平+クロール400
休憩
ウォーキング
平+クロール200
いろいろ200
昨日までプールは休みで水の入れ替えとお掃除だった。だから今日は水がとってもとってもきれいで、泳ぎながらプールの隅々を見渡してみたり、プールの底を指でこすってみたり、とっても楽しかった。
きれいな水に住んでいる動物や魚は幸せだなあ。海は浄化装置がついていなくてもきれいなところがあるからすごいな。水がきれいだといろんなことを考えて楽しい。
2012.06.29 Friday
今日買った本 6月29日
久しぶりに本を買った。いつも月末に本を買っている気がする。
本当はもっと本を買いたかったのだけれど好みの本が見つからず、買いたい本はなかったりして、まあこれがリアル書店の楽しいところだったりもする。
ちなみに今日行ったのは自由が丘のフジヤ書店。久しぶりに行った。
桜庭一樹「お好みの本、入荷しました」(創元ライブラリ)
この本をイタリアに持って行って、
付箋も持って行って、
次に読みたい本を研究するのだ。
ある意味本のカタログ、なのだ。
本当はもっと本を買いたかったのだけれど好みの本が見つからず、買いたい本はなかったりして、まあこれがリアル書店の楽しいところだったりもする。
ちなみに今日行ったのは自由が丘のフジヤ書店。久しぶりに行った。
桜庭一樹「お好みの本、入荷しました」(創元ライブラリ)
この本をイタリアに持って行って、
付箋も持って行って、
次に読みたい本を研究するのだ。
ある意味本のカタログ、なのだ。
2012.06.28 Thursday
泣けるぜ。
結局スペイン対ポルトガルの試合は起きれずに通過。今日は絶対に見る。絶対に。
WOWOWで今週「ダーティ・ハリー」を放送中。今日は4。「泣けるぜ」連発。44マグナムが今日も火を噴く。
ここ数日カーテンを洗いたいと思っていたけれどやっと今日実現。いやいや汚かった。ハイターを入れてもまだきれいになりきれてない感じ。うーむ。掃除とか洗濯ってひと通り終わると季節がめぐってまたきれいにしたものが汚くなっている。そう思うとのんびりやろうじゃないかという気になってくる。
WOWOWで今週「ダーティ・ハリー」を放送中。今日は4。「泣けるぜ」連発。44マグナムが今日も火を噴く。
ここ数日カーテンを洗いたいと思っていたけれどやっと今日実現。いやいや汚かった。ハイターを入れてもまだきれいになりきれてない感じ。うーむ。掃除とか洗濯ってひと通り終わると季節がめぐってまたきれいにしたものが汚くなっている。そう思うとのんびりやろうじゃないかという気になってくる。
2012.06.27 Wednesday
深夜編み物。
昨日の夜からまた靴下を編み始めた。しかし作り目から1段目がどうもうまく行かず3回か4回やり直した。すっかり深夜になってしまう。サッカーもないのに。
そして今夜はサッカーだ。スペインの連覇の道を進むのか、ポルトガルが王者を押しのけるのか。明日も重要だし、ユーロも佳境に入ってきた。
残り少なくなってきた6月を楽しもう!!
そして今夜はサッカーだ。スペインの連覇の道を進むのか、ポルトガルが王者を押しのけるのか。明日も重要だし、ユーロも佳境に入ってきた。
残り少なくなってきた6月を楽しもう!!
2012.06.26 Tuesday
水の入れ替え。
今週はプールが水の入れ替えで休み。昔まだ泳げない頃、プールの水は毎日入れ替えると思っていた。お風呂みたいに。だからそうじゃないと知ってびっくりした。汚くないのかなとか。
日曜の夜9時頃クリーニング屋の前を通った。人が行列していた。なにかと思ったらサラリーマンがワイシャツを取りに来ていたようだった。明日から着るものがないのかもしれない。なんかすごく気の毒になった。
最近うちのだんなさんはよくお金を拾うようだ。1円とか(洗濯したズボンに入っていた)50円玉とか(報告があった)。
日曜の夜9時頃クリーニング屋の前を通った。人が行列していた。なにかと思ったらサラリーマンがワイシャツを取りに来ていたようだった。明日から着るものがないのかもしれない。なんかすごく気の毒になった。
最近うちのだんなさんはよくお金を拾うようだ。1円とか(洗濯したズボンに入っていた)50円玉とか(報告があった)。
2012.06.25 Monday
イタリア勝利。
今朝がんばって起きてイングランドvsイタリアの試合を見る。気絶することはなかったけれどかなり眠かった。そして延長、PKと時間は流れる。外す人、止められる人、なかなかスリルのあるPKだった。今の代表にピルロがいてくれてほんと良かった。外はどんどん朝になり試合が終わったら6時。次はドイツとかあ・・・。
2012.06.24 Sunday
フランス映画祭「そして友よ、静かに死ね」を観てきました。
昨夜もフランス映画祭。昨日の映画はすごかった。人がどんどん死んでいく、いや殺されていく。邦題は「そして友よ、静かに死ね」元の題名は「Les Lyonnais」。時間の長さを感じさせない面白い映画だった。最後に実在の人物の物語だと知り、見終わった直後にまた映画の見方が変わる。今年9月公開予定。
監督はオリヴィエ・マルシャル 。「あるいは裏切りという名の犬」に続き、この監督の作品を見るのは2作目。いつもテーマは裏切り。いつも題名で思うのは凝り過ぎじゃないかってこと。今回の映画はリヨンの街の若者が強盗に育っていく実在の話なんだけど、だったら元の題名のままで良かったんじゃないかしらと。きっともうシリーズ化してて元に戻れないに違いない。
映画が終わって主役の若い役者ディミトリ・ストロージュが登場。すらりとして雰囲気があり、しかしソフトなフランス語を話す。いいなあ、フランス語。
監督はオリヴィエ・マルシャル 。「あるいは裏切りという名の犬」に続き、この監督の作品を見るのは2作目。いつもテーマは裏切り。いつも題名で思うのは凝り過ぎじゃないかってこと。今回の映画はリヨンの街の若者が強盗に育っていく実在の話なんだけど、だったら元の題名のままで良かったんじゃないかしらと。きっともうシリーズ化してて元に戻れないに違いない。
映画が終わって主役の若い役者ディミトリ・ストロージュが登場。すらりとして雰囲気があり、しかしソフトなフランス語を話す。いいなあ、フランス語。
2012.06.23 Saturday
フランス映画祭「プレイヤー」を観てきました。
昨夜フランス映画祭の「プレイヤー」を見てきました。いやはやなんとも大人な映画でして、男のがひたすら浮気をするという話の塊でした。おまけにすごくエロかった。有名俳優が出ているってだけでフランス映画祭に持ってきた感じします。
今日の夜もう一作品挑戦。こちらはエロくないことを祈る。
今日の夜もう一作品挑戦。こちらはエロくないことを祈る。
2012.06.22 Friday
雨の中の工事。
近所で水道工事が始まったようだ。工事の音が盛大である。しかしこんな雨の日にしなくちゃいけないなんて大変だなあ。
昨日ユザワヤに毛糸を買いに行ったら、ほしい毛糸が2つも廃番になっていた。これで3回目である。ショック。おかげで靴下は片っぽだけの完成となってしまった。またそのうち復活するかもしれないから気を長く持とう。
昨日ユザワヤに毛糸を買いに行ったら、ほしい毛糸が2つも廃番になっていた。これで3回目である。ショック。おかげで靴下は片っぽだけの完成となってしまった。またそのうち復活するかもしれないから気を長く持とう。
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