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2011.05.12 Thursday

連休前後に読んだ本

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    本を読むのも体力で、本当にしんどいときは本も読めない。有栖川有栖を読み終えられたということは風邪も治ってきたということだと一安心。

    ジェイムズ・P・ホーガン著
    「星を継ぐもの」
    創元SF文庫
     貸してもらった本。
     読んでみたいなと思っていたから貸してもらったときうれしかった。
     しかし普段SFなんて読みつけないからそう簡単には行かなかった。
     なにもないところから想像の城を組み立てることができない。
     SFが好きな人ってすごいなとあらためて感心。
     この本が出版されたのは1980年で、2026年の世界を書いている。
     いま2011年。書いた時代よりも未来の世界に近い。
     確かに火星探査は長くやっているし(おお、オポチュニティよ!)し、
     木星の探査(ああ、カッシーニよ!!)も進んでいる。
     とはいえ、5万年前の人間の遺体が月で見つかるという発想が
     どうも頭の中でうまく整理できないまま終わってしまった。
     言語解析のところはおもしろかった。いまの地球が5万年経って文明が
     大きく変わったら漢字は解読できるのだろうか。

    ダン・ブラウン著
    「パズル・パレス」(上・下)
    角川文庫
     こちらも貸してもらった本。
     「星を継ぐもの」のあとに読んだのでごくごく飲める水という感じだった。
     初期の作品ということで大どんでん返し的な裏切りはなかったけれど、
     その後の作品のさきがけとなるようなしかけや人物配置はうまくいっていて
     読者を楽しませる力を最初から持っていたのだなと感心。
     絶対に解けない暗号の塊が罠だったという設定はおもしろかった。
     こういうの現実に起きないだろうか。(そうだったらおもしろいのに。)

    有栖川有栖著
    「女王国の城」(上・下)
    創元推理文庫
     昨日読み終わってまだあとがきも解説も読んでいない。
     そして有栖川有栖の長編久しぶりだった。
     地図とか部屋の配置図が豊富で気に入ったけれど、ふと振り返って
     それは推理にあまり関係なかったんじゃなかと考える。
     そういう蛇足的なところも好きだし、登場人物がずらずらといっぱいなのもいい。
     うまくいえないけれど有栖川ワールドは全部が大切なわけじゃないという
     ところがいい。犯人がだれかわかったとき自分の中で「だれだっけ?」と
     なったことも全部ひっくるめて。
     この本の中でいろいろな本が紹介されている。「〜みたいやな」とか
     「〜を思い出すな」という調子で推理しながらメンバーが話をするところも
     おもしろい。その中で「星を継ぐもの」が出てきた。読んでおいてよかった。
     次の長編が楽しみ。火村シリーズどうなってんのかなあ。


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